土地活用コラム

土地活用入門【商業施設を建てる】

今回は商業施設の建設による土地活用をご紹介いたします。

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商業施設の種類

商業施設にあげられる代表的な例は、オフィスビル、貸店舗、貸倉庫などが挙げられます。

幹線道路沿いや駅前、商店街の近くなど、好立地な場所に土地をお持ちであれば上記のような土地活用も可能となります。アパートやマンションなどの騒音トラブルはオーナー様を悩ませる大きな問題の一つですが、商業施設であれば問題をクリアーできることもあります。

 

商業施設建設のメリット

・大きな収益が得られる

一般的に事業者へと貸し出す物件であれば、オフィス面積、店舗面積なども広くなるため賃貸料が高くなります。仮にアパートであれば6部屋分の契約が必要なところ、オフィスとして貸し出せば1契約で済むということになります。

・安定的な収益

事業者へのオフィス貸し出しとなると長期契約となるケースが多く見られます。仮に退去となった場合でも好立地であれば次の契約も結びやすく、安定的な収益が見込めます。

・騒音問題にも対応

アパートやマンションであれば騒音やごみの問題等、駅前や繁華街特有のトラブルは付き物となってきます。特に夜間でのトラブルが多い為、夜間は人がいることが少なくなるオフィスなどであればトラブルも少なくなります。

・管理業務がラクになる

住居用のアパートであれば住民同士のトラブルやごみの問題など管理会社を通すとは言え問題は必ず発生します。オフィスであれば事業者が相手となるため管理する側もラクとなります。

 

商業施設建設のデメリット

・節税対策には不向き

アパートやマンションでの土地活用に比べると節税の効果は見込みにくくなります。固定資産税、相続税などアパートやマンションは軽減対象となっている為です。

・景気に左右されやすい

景気が悪いとオフィスビルや飲食店などの入居は難しくなってきます。賃料を下げる、空室のまま入居が決まらないなどリスクは高まります。

・ライバル店の台頭

土地のオーナー様の力ではどうしようもないのがライバル店の台頭です。入居されるテナント様によって決まってしまう為、静観するしかありません。そのような事態に備え、契約時にあらかじめ契約をしておくことが重要です。テナント様の都合による退去等は、「一定期間の賃料を一括で支払う」など、急な移転や撤退をされても問題ない契約を結ぶことが一般的です。

・初期費用、解体費用が高い

どのような業態のテナント様を誘致するかにもよりますが、一般的に初期費用は高くなります。また撤退を決めた際にかかる解体費用についても高くなりがちです。

長期的な目線でしっかりと収益が出せるシミュレーションやビジョンを持っておくことが重要となります。

倉庫付き事務所GIMUCO

 

商業施設建設による土地活用のポイント

商業施設を建設することによる土地活用のポイントは以下となります。

・商圏における市場調査

アパート・マンションでもそうですが、商業施設建設においても市場調査はとても重要となります。飲食店ならファミリー向けが良いのか、単身向けが良いのか、小売店なら商圏に大手スーパーやショッピングセンターは無いかなど綿密な市場調査が必要です。

・慎重なテナント誘致

ライバル店が近くにあるにも関わらず強引に出店を行う、反社会勢力との関わりがあるなど、テナント様の誘致は昨今特に重要です。一度悪い噂が立ってしまうとSNSやWEBなどによって一気に広まってしまい、空室が埋まらないといった最悪の事態になってしまう恐れもあります。より慎重に調査することが必要です。

・地域・商圏に合わせた事前のシミュレーション

幹線道路沿いなら駐車場の大きさ、駅前なら駐輪場など詳細なシミュレーションが必要です。テナント様任せにするのではなく、あらかじめこちらで業種をターゲティングし、スムーズなテナント様誘致へと持っていくことが必要となります。

 

上記すべてをオーナー様が行うにはかなりハードルが高くなってしまいます。

貝沼建設では土地活用のプロによる市場調査や地域に根差した貝沼建設だからこそのご提案をさせて頂いております。

是非お気軽にお問合せ下さい。

 

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