ニュース・コラム
創立50周年記念式典を迎えて
皆様、各方面よりお祝いのお言葉をいただいておりますことに感謝の思いしかございません。50周年という節目を迎えられましたことは、お客様、お取引先各位の皆様、そして社員の方々、今までご尽力をいただいた先人の方々のご支援の賜物であり、昭和・平成・そして令和と50年の月日を重ねてまいりました。
創業者貝沼正敬が個人で仕事を始めた昭和30年代、自転車に雑貨を積み朝から晩まで自転車で走り回る、まさに裸一貫ないないづくしからのスタートでしたが、その後不動産業についたことがきっかけとなり貝沼建設は誕生しました。その当時名古屋市西区明道町の菓子問屋さんや東区矢田町の陶器工場さんが使わなくなった空き倉庫や工場があり困っていると聞き、その借り手を探し双方に喜んでいただけたことがヒントとなり、農家の方の所有地に倉庫や工場を建てテナント様に借りていただく事業を提案します。これが「建物リース」という全国でも業界でも初めてのパイオニアとなるビジネスでした。
昭和から平成へ、平成元年は創立20周年の年でした。昭和の高度成長時代から一転、不動産バブルの崩壊からリーマンショックなどデフレスパイラルの時代でしたが、そのような中でも、ひまわり会・安全協力会の設立や賃貸マンション、戸建賃貸住宅、既存建物のリフォームやリノベーションなど時代に即した建物を世に提案し、皆様とともに歩んできた30年間を経て令和元年50周年を迎えることが出来ました。
そしてこれからの令和時代はどんな時代になりますでしょうか。日本は人口減少の少子高齢化時代を迎え、地球環境では自然災害が年々大きくなっています。便利さは生活や仕事にますます浸透しインターネットやAIなどは人間の領域を及ぼし映画のような世界が現実になるかもしれません。
人生は100年時代になるといわれます。
貝沼建設も100年企業に向かって、新たな一歩を踏み出します。しかしどんなに時代が進んでも弊社が一番大切にしておりますのは人と人とのご縁と絆、地域社会とのつながりです。
私たちは、ひまわり会を始めとするオーナー様がご先祖から受け継いでこられた土地・建物などの有形のご資産の継承だけではなく、心の満足感や幸福感など、無形である人の願いや思いを大切にし、親御様からお子様へ、そしてお孫様へ、代々継承のお手伝いをするパートナーとしての使命を全うしてまいります。
取引先様には弊社が提供するアセットコンサルティングやプロパティマネジメントのトータルシステムのパートナーとして、安全協力会の建物を一緒に作り守る建設・不動産業に携わる皆様、各専門家の先生方、事業を支援融資などをいただく金融、銀行、保険関係の皆様、ともに働く仲間となる学生をご推薦いただいています大学や高校の学校の先生方、所属しております建設・不動産の業界団体や愛知県サッカー協会様を通じての社会貢献活動、ドラゴンズOBのの方々にはいつもひまわり会や会社を盛り上げていただきありがとうございます。
いずれの事柄も一社や一人では成し得ることはできません。
皆様には今後益々のご支援、ご協力をお願い申しあげますとともに、皆様とご家族のますますのご健勝と永代繁栄を祈念申し上げ御礼とさせていただきます。
誠にありがとうございました。